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アルペン滑降が開幕。日本代表、転倒相次ぐ。

 3/9(現地時間)、アルペン最初の種目となる滑降が女子、男子とも行なわれた。日本代表の先陣を切ってスタートしたのは、長野パラリンピックで同種目金メダリストに輝いた大日方邦子(LW12/2)。彼女の滑りで勢いに乗りたかったところだが、予想に反して転倒、ゴールに至らなかった。続いてメダルの期待がかかる青木辰子(LW10)もコースアウト。表彰台候補2選手のいきなりのアクシデントは、会場であるSnowbasin攻略の難しさを物語っていた。
 午後にスライドされた男子滑降でも森紀行(LW12/2)、丸山直也(LW4)がリタイアするなど、日本の成績はおもうように伸びない。順位だけみれば、四戸龍英(LW11)の8位が最高位だった。
 試合後に大日方が語ったように、今後は気持ちを切り替えて残りの種目に臨んでもらいたい。「いい意味でリラックスしている」と伊藤裕美(LW2)も話す。今の日本代表なら、それができる。(隈元)