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Paraphoto/Torino2006 : 観戦ガイド「ノルディックスキー」
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観戦ガイド「ノルディックスキー」

ノルディックスキー

冬季パラリンピックのノルディックスキーで行われる競技は、クロスカントリースキー競技とバイアスロン競技がある。

 

【クロスカントリースキー競技】

クロスカントリースキーとは「雪原のマラソン」とも呼ばれ、専用のスキー板とストックを使って滑走し、タイムを競う。上り・下り・平地が、それぞれ約3分の1の割合になっているコースを走る。そのため、全身の持久力や筋力、スキー板の操作技能の高いレベルが要求される競技である。また、陸上のマラソンのように一斉に同時スタートではなく、時間差(通常30秒の間隔を開けた)スタートがおこなわれる。リレーなど種目によっては同時スタートの場合もある。

種目と距離

パラリンピックのクロスカントリースキー競技には4種目がある。個人種目のショート、ミドル、ロングと呼んでいる短距離走、中距離走、長距離走の3種目(下記)と、団体種目のリレーが1種目である。また、男子女子に、それぞれ立位(立った姿勢)、 座位(座った姿勢)の競技がある。

短距離中距離長距離
男子立位5km10km20km
座位5km10km15km
女子立位5km10km15km
座位2.5km5km10km

クラシカル競技(CL)とフリー競技(FT)

クロスカントリースキーには、クラシカル競技とフリー競技という2つの競技がある。

  • クラシカル競技とは、伝統的なクラシカル走法を用いておこない、スケーティング走法をおこなうことはできない(走法違反となり失格)。
  • フリー競技とは、クラシカル走法でも、スケーティング走法でも良く、自由に滑ることができる。

クラシカル走法とスケーティング走法

  • クラシカル走法
    スキーを平行に交互にキックして進むダイナゴル滑走や、2本のストックで押して進む 推進滑走などで、雪面にある2本のシュプール(レール)上を滑走する走法。
  • スケーティング走法
    スキー板を逆ハの字に開き、片方のスキーでサイドキックし、他方のスキー板を滑らせるという(スケートのように板を斜めに滑らせる)動作繰り返しながら滑走する走法。

立位と座位

  • 立位は、スタンディングともいい、立ってスキー板をつける体勢で競技を行う。
  • 座位は、「シットスキー」というスキーの上に座る部分がついているスキー用具を用い、座った体勢で競技を行う。

障害クラスとメダルカテゴリ

ノルディック競技では3クラス制(メダルカテゴリ)を採用している。腕・脚・体幹など肢体に障害のある選手をLWクラスとし、さらに、その中で、立位を「スタンディング」クラス、座位を「シットスキー」クラスと分けている。視覚に障害のある選手はBクラス、「ブラインド」クラスとして統一されている。

つまり「シットスキー」、「スタンディング」、「ブラインド」の3クラスでメダルを競う。表記上では「SITSKI」、「STANDING」、「VISUARY IMPAIRED」とされる。

個人競技種目

上記の、距離、走法、男・女、立位・座位、メダルカテゴリを組み合わせて、大会毎の競技種目が決定する。冬季パラリンピックトリノ大会では、下記の競技種目が行われる。

短距離(Short)中距離(Middle)長距離(Long)
男子スタンディング(立位)5km フリー10km クラシカル20km クラシカル
ブラインド(立位)5km フリー10km クラシカル20km クラシカル
シットスキー(座位)5km シットスキー10km シットスキー15km シットスキー
女子スタンディング(立位)5km フリー10km クラシカル15km クラシカル
ブラインド(立位)5km フリー10km クラシカル15km クラシカル
シットスキー(座位)2.5km シットスキー5km シットスキー10km シットスキー

リレー種目

リレー種目は、いろいろな障害をもつ選手が一緒になって、それぞれの国ごとのチームをつくり、タイムを競う。男子・女子とも3人のメンバーを1チームにして行う。

男子は障害の程度を平等にするために、3人の係数(パーセンテージ)を合計288%までとしている。男子は1走目はシットスキー(3.5km)、2走目はクラシカル(5.0km)、3走目はフリー走法(5.0km)の、計13.5kmでタイムを競う。

女子は、各2.5kmを走り、1走クラシカル、2走クラシカル、3走フリーで、計7.5kmでタイムを競う。女子は、障害の重いクラス(B1、LW5/7、シットスキー)のメンバーを必ず1名入れることになっている。

リレーは一斉同時スタートとなるので勝敗はリアルタイムで、先にゴールしたものが勝ちとなる。

 

【バイアスロン競技】

クロスカントリースキーと射撃を組み合わせた競技で、スキーの速さと射撃の正確さを競い順位を決める。

トリノでは、ロング(長距離:12.5km)と、ショート(短距離:7.5km)の、2種目がおこなわれる。どちらの種目も、2.5kmコースを1周として行われ、1周走るごとに射場に入り、射撃をする。1回の射撃(シューティング)では、5発の弾を撃つ。

具体的には、次のような組み合わせの流れになる。

  1. ロング 12.5km(トリノで初めておこなわれる種目)
    2.5km → 射撃5発 → 2.5km → 射撃5発 → 2.5km → 射撃5発 → 2.5km → 射撃5発 → 2.5km
  2. ショート 7.5km(今までおこなわれていた種目)
    2.5km → 射撃5発 → 2.5km → 射撃5発 → 2.5km

順位はタイムで決める。2.5km周回を走ったタイム,法⊆遊發離潺垢鬟撻淵襯謄タイム△箸靴堂短擦掘競技全体のタイム(タイム 椒織ぅ爿◆砲鮟个掘合計タイムが速いものを上位とする。

射撃のミスをペナルティとしてタイムへ影響させる方法は、ロングとショートでは違う方法となる。

  1. ロング: 射撃ミス1発を1分のペナルティタイムとする。つまり、4回の射撃で合計20発の弾を撃つので、全部ミスすれば20分のペナルティタイムが加算されることになる。つまり、走りの速さだけで勝つことは難しくなる。
  2. ショート: 射撃ミス1発ごとに、決められたペナルティコースを走る。具体的には、射場の横に1周150mのループが設置されていて、そこをミスした数だけ周回する。つまり、1回の射撃で5発全部ミスした場合は、150m×5周=750mを余分に走ることになり、その時間がペナルティタイムとなる。

射撃の方法

  • スタンディングとシットスキークラスの選手は、1.5cmの的を10m離れたところから伏せ撃ちで狙う。エアガン(空気銃)を使い、実際に実弾が出る。以前は的の大きさは2.5cm だったが、レベルの高い競技にするために、1.5cmへと小さくされた経緯がある。
  • ブラインド(視覚障害)クラスの選手は、目で的を見て撃つことができないため、音の違いを聞き分けて的を狙い撃つことになる。つまり目で照準を合わせるのではなく、耳で照準を合わせる。そのために、電子音で標的の位置を知らせる音式スコープという装置を用いる。この装置は、的に近づくと音が高音に変化し(周波数が上がり)、離れると低くなるようになっていて、選手はヘッドフォンをつけて、その音を聞き分けて(周波数が最も高いところに)狙いを定め、撃ちぬく。的は10m離れたところに置かれ、大きさは3cm。ブラインドクラスで使用する銃は、長野のパラリンピックまではエアガン(空気銃)を使っていたが、ソルトレイクからビーム銃に変わり、トリノでもビーム銃が使われる。
 

【ノルディックスキー競技におけるクラス分け】

Standing Class
LW2 片下肢に障害(例:片大腿切断)
2本のストック+2本のスキー板を使用
LW3 両下肢に障害(例:足首関節以上の両下腿切断)
2本のストック+2本のスキー板を使用
LW4 片下腿に障害(例:片下腿切断で義足使用・片側膝関節の固定)
2本のストック+2本のスキー板を使用
LW5/7 両上肢に障害(例:両上腕切断・両上肢麻痺)
ストックなしで2本のスキー板を使用
LW6 片上肢に障害(例:片側上腕切断・片側上肢の完全麻痺で固定)
1本のストック+2本のスキー板を使用
LW8 片上肢に障害(例:片側前腕切断・片側上肢の麻痺で未固定)
1本のストック+2本のスキー板を使用
LW9 片上肢および片下肢に障害(例:片上肢および片大腿切断)
自ら選択した用具を使用
Sitting Class
LW10 下肢および上部腹筋の機能がなく、座位バランスが不良(腕サポート必要、例:頸髄損傷・脳性麻痺)
シットスキーを使用    
LW10.5 下肢および上部腹筋の機能がなく、座位バランスがやや良(腕サポートなし、例:頸髄損傷・脳性麻痺)
シットスキーを使用
LW11 下肢に機能障害があり、座位バランスが中程度良(腕サポートなし+軽運動可能、例:脊髄損傷・脳性麻痺)
シットスキーを使用
LW11.5 下肢に機能障害があり、座位バランスが良好(例:脊髄損傷)
シットスキーを使用
LW12 下肢に何らかの切断(例:両大腿切断)
シットスキーを使用
Blind Class
B1 視力0から、光覚(光を感じる)、または、手動(目の前で手の動きがわかる)程度の選手
B2 指数(指の本数や手の形がわかる)程度から、視力が0.03まで、または、視野が5度まで、あるいはその両方の選手
B3 視力が0.1まで、または、視野が20度まで、あるいはその両方の選手
 

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