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Paraphoto/Torino2006 : 観戦ガイド「アルペンスキー」
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Paraphoto / 特定非営利活動法人 国際障害者スポーツ写真連絡協議会
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観戦ガイド「アルペンスキー」

アルペンスキー

現在、パラリンピック冬季大会では4競技が実施されています。アルペンスキーはその中のひとつであり、もっとも歴史の古い競技です。健常者の競技と同じく、障害者の場合も下記の4種目で競われます。

  • 滑降(ダウンヒル=DH)
  • スーパー大回転(スーパーG=SG)
  • 大回転(ジャイアントスラローム=GS)
  • 回転(スラローム=SL)
 

【クラス分けについて】

障害者スポーツでは、障害の部位や程度によるクラス分け制が、多くの競技に採用されています。アルペンスキーの場合、クラスの分類は以下のとおりです。

Standing class
LW1 両下肢に重度の障害を持つ選手(例:両大腿切断で義足使用)
2本のアウトリガー(またはストック)+1本あるいは本のスキー板を使用
LW2 片下肢に重度の障害を持つ選手(例:片大腿切断)
2本のアウトリガー(またはストック)+1本のスキー板(※例外ありを使用
LW3-1 両下肢に障害を持つ選手(例:足首関節以上の両下腿切断)
2本のアウトリガー(またはストック)+本のスキー板を使用
LW3-2 両下肢に障害を持つ選手(例:中度から軽度の両麻痺)
2本のアウトリガー(またはストック)+2本のスキー板を使用
LW4 片下腿に障害を持つ選手(例:片下腿切断で義足使用・片側膝関節の固定)
2本のストック+本のスキー板を使用
LW5/7-1 両上肢に障害を持つ選手(例:両上腕切断・両上肢麻痺)
ストックなしで本のスキー板を使用
LW5/7-2 両上肢に障害を持つ選手(例:片側上腕切断+片側前腕切断)
ストックなしで本のスキー板を使用
LW5/7-3 両上肢に障害を持つ選手(例:両前腕切断)
ストックなしで本のスキー板を使用
LW6/8-1 片上肢に障害を持つ選手(例:片側上腕切断・片側上肢の完全麻痺で固定)
1本のストック+本のスキー板を使用
LW6/8-2 片上肢に障害を持つ選手(例:片側前腕切断・片側上肢の麻痺で未固定)
1本のストック+本のスキー板を使用
LW9-1 片上肢および片下肢に重度の障害を持つ選手(例:片上肢および片大腿切断)
自ら選択した用具を使用
LW9-2 片上肢および片下肢に障害を持つ選手(例:片上肢および片下腿切断)
自ら選択した用具を使用
Sitting class
LW10-1 下肢および上部腹筋の機能がなく、座位バランスがない選手(例:脊髄損傷・脳性麻痺)
チェアスキーを使用
LW10-2 下肢の機能障害および上部腹筋に軽度の機能障害があり、座位バランスが不良の選手(例:脊髄損傷・脳性麻痺)
チェアスキーを使用
LW11 下肢に機能障害があり、座位バランスが中程度の選手(例:脊髄損傷・脳性麻痺)
チェアスキーを使用
LW12-1 下肢に機能障害があり、座位バランスが良好な選手(例:脊髄損傷)
チェアスキーを使用
LW12-2 下肢に何らかの切断がある選手(例:両大腿切断)
チェアスキーを使用
Visual Impaired class
B1 視力から、光を感じられる程度の選手
B2 視力が0.03までか視野が度まで、あるいはその両方の選手
B3 視力が0.1までか視野が20度まで、あるいはその両方の選手
Intellectual Disability class
ID 知的障害のある選手
※ 現在、国際大会では実施されていない

従来は、規定の選手数を満たしたクラスはすべて、それぞれ独立して表彰を行なっていました。しかし現在は、ワールドカップですでに「3カテゴリー制」が正式採用されており、そしてパラリンピックや世界選手権への導入も決まっています。障害者アルペンスキーの世界基準は、この新制度に完全に移行したのです。

「カテゴリー制」とは?

「3カテゴリー制」が採用されると、上で紹介しているクラスは次のように統合されます。

Standing class(立位)立って滑るLW1〜LW9の選手
Sitting class(座位)チェアスキーで滑るLW10〜LW12の選手
Visual Impaired class(視覚障害)B1〜B3の選手

成立したクラスの数だけ存在した金メダルも、これにより1種目で男女3個ずつになります。そうすることでメダルの価値を高め、また複雑すぎるクラス分けをすっきりとさせて、障害者スポーツをより広く認知してもらおうという考え方が、「3カテゴリー制」導入の背景となっています。クラスを統合して勝敗を競うケースは、これまでにも多々ありましたが、それは出場選手数が少ないクラスを救済するための措置にすぎませんでした。新しい「3カテゴリー制」は、一見すると同じクラス統合でありながら、従来のものとは大きく異なる、より積極的なねらいを持った統合なのです。

統合にあたっては、異なるクラス間の選手が競い合うことによる有利不利が生じないように、実測タイムに「係数」を乗じた計算タイムが使われます。この「係数」は、クラス別、種目別に設定されており、毎年更新されます。

2006年トリノ大会は、この「3カテゴリー制」をアルペンスキー競技が採用する最初のパラリンピックとなります。メダルの絶対数が大幅に減少するため、過去に行なわれた大会と獲得数を比較することははできません。「3カテゴリー制」によって、メダルひとつひとつの価値が大幅に高まっていることを、ぜひご理解ください。

 

ハンディキャップ・システムの詳細

障害者アルペンスキーが採用する「3カテゴリー制」を支えているのが、独自のハンディキャップ・システムです。これは、同一カテゴリー内のクラスを統合するために、クラスごと、種目ごとに設定された係数を、実測タイムに乗算するもの。各種目で最速のクラスを基準に、障害の重さを考慮して係数を設定します。なお、係数は毎年見直され、クラス単位の有利不利の差を極力抑える努力が続けられています。

簡単な例を、右に紹介してみました。同じ記録を残すのに必要となるタイムの違いに注目してください。

計算例:
スラロームで1:00.0の計算タイムを記録するには、下記の実測タイムがそれぞれ必要。

クラス係数実測タイム
LW10.82781131:12.48
LW21.00000001:00.00
LW40.99040981:00.58
LW6/8-10.98900131:00.67
LW10-10.69901021:25.82
LW12-20.79408081:15.56
B10.52246761:54.84
B30.84166221:11.29
 

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