パラフォトニュース
記事掲載日:2004/07/29

金メダルへ。土田和歌子選手アテネパラリンピック壮行会

photo アテネパラリンピックの陸上代表・土田和歌子選手の後援会主催による壮行会が、7月23日(金)ホテルフロラシオン青山で開催された。

 シドニーパラリンピックではマラソン銅メダル獲得などの活躍をした土田選手だが、さらに上を目指すための環境を求め、2001年2月より、元オリンピックアスリートで参議院議員として活躍する橋本聖子さんが設立したセイコ・ハシモト・インターナショナル・コーポレーション(S.H.I)に所属。
 以来プロとして競技活動を続けてきて、今度のアテネが、プロとなって初めてのパラリンピック出場となる。



笑顔で壮行会参加者と交流する土田和歌子選手

photo 壮行会にはマラソンの谷川真理さんも登場。「いろいろなプレッシャーをはねのけてがんばってほしい」と激励の言葉を贈り、土田選手と陸上談義で盛り上った。
 また、橋本聖子さんもかけつけ、事務所の代表としてだけではなく、頂点を目指してやってきたアスリートの先輩として、同じように頂点を目指す土田選手を応援。会場内の参加者に、障害者スポーツへの理解と協力への感謝の言葉で挨拶を終えた。


 今回の壮行会は、土田選手を応援する「土田和歌子選手後援会」のメンバーが手作りで準備し開催したものだが、土田選手のスポンサー企業も参加して、壮行会参加者の抽選会に豪華景品を提供するなど、参加者たちも大いに楽しみ盛り上がる会となった。


photo 会の最後に挨拶にたった土田選手は、「みなさんの応援が私の活力源。アテネにはみなさんの気持ちを一緒に持っていき、その応援を糧として、自分の力を発揮してきたい」と力強く抱負を語った。

 パラリンピックには5000メートルとマラソンの2種目にエントリー。5000メートルはこの5月に大阪で開催されたジャパンパラリンピックで11分49秒23の世界新を出したばかり。
 マラソンでも、2001年の大分国際マラソンでの1時間38分32秒の世界最高記録を持つ土田選手に、メダルの期待がかかる。


長年、土田選手のファンである女性から花束の贈呈


【取材・写真:角田麻子】


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