関連カテゴリ: イベント, ブラインドスポーツ, 体験会, 作品, 写真展, 横浜 — 公開: 2020年2月15日 at 3:18 AM — 更新: 2024年4月6日 at 11:25 AM

爾麗美術「目と指で見るパラスポーツ写真〜これがパラスポーツの魅力!?〜」展示作品のご紹介

知り・知らせるポイントを100文字で

視覚情報としての写真だけでなく、触覚情報、撮影者による状況説明、競技当日のYouTube(映像・音)などで再現することで、見ない人と写真を共有できるか?全盲の人・アイマスクをして参加する人とともにワークショップを行いました。

車いすラグビー 中村 Manto 真人

写真家による作品解説/傾れつつ正確に放たれたシュート!

車いすラグビーのカラー写真
車いすラグビー  中村 Manto 真人

「ユニフォーム赤を着用した守備の日本15番(岸光太郎)と、7番の選手(池崎大輔)が右側から激しく車椅子ごと突っ込み、その反動で、中央左手にいるユニフォーム白を着用しボールを保持したアメリカの5番選手(Chuck Aoki)が左45度に車椅子ごと傾いているが、強い安定した上半身の右手で、ボールを右方向の味方選手に正確にパスを放った見事なバランス技の瞬間。
同時に、日本の守備、激しく車椅子ごと突っ込んできていた二人の選手は、自らの衝撃の強に驚いた表情を見せている瞬間だった。この後、アメリカの5番選手は、左側に車椅子ごと倒れたが怪我はなく、試合も続行された」

カナダカップと日本代表車いすラグビーについて
2018年6月にウィルチェアーラグビーカナダカップ優勝決定戦が行われ対アメリカに惜しくも破れましたが、日本チームの健闘ぶりが光り強豪国の存在感を表した大会となりました。
このあと、オーストラリアの世界選手権で日本は金メダル、世界チャンピオンとなりました。今年は東京での優勝にむけた準備が行われています。
カナダカップは2004年から2年に1度開かれており、今回は当時世界ランキング1位のオーストラリアをはじめ、日本、カナダ、デンマーク、スウェーデン、アメリカの6カ国が競いました。
1977年カナダで考案されたこのウィルチェアーラグビー試合方法は、バスケットボールと同様の広さのコートにて、障害のある選手4人がチームとなり、パスやドリブルを通じてボールをゴールラインへ運び総得点を争うものです。
試合時間は8分間のピリオドを4セット行い、勝敗を決める。選手は障害の程度によって0.5から3.5までポイントがあり、コートに入る4人の合計ポイントは原則8点を超える事はできない。攻撃時のパスのタイミング、守備時のフォメーションのブロック、また車椅子同士の激しい衝突があり、同時にチームプレーが要求される種目です。

<その他>
・写真家によるアメリカ5番Chuck Aokiのインタビュー
https://vimeo.com/275670148


・該当試合の記事(パラフォト)
「アメリカに1点差で敗れ、ホーム・カナダに勝ち、日本は2勝1敗! カナダカップ2日目」
http://www.paraphoto.org/?p=17430

(カラー写真、触写真、写真家の解説文、該当記事、カナダカップ取材での写真家による選手インタビュー映像)  

P1;インデックス
P2;ゴールボール/市川 亮
P3;アルペンスキー/堀切 功
P4;陸上/Women’ s 400m T11/安藤 理智
P5;ブラインドサッカー/中村 Manto 真人
P6;車いすラグビー/中村 Manto 真人
P7;水泳/Men’ s 50 m Freestyle S11 2004 WR Junichi Kawai/森田 和彦
P8;電動車椅子サッカー/内田和稔
P9;水泳/Men’ s 100 m Butterfly S11 March 2019 Uchu Tomita/吉村もと
P10;写真交流企画の概要
P11;挑戦の目的について
P12;案内人のためのガイド
P13;写真家プロフィール

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