関連カテゴリ: イベント, ブラインドスポーツ, 体験会, 作品, 写真展, 横浜 — 公開: 2020年2月15日 at 3:18 AM — 更新: 2024年4月6日 at 11:25 AM

爾麗美術「目と指で見るパラスポーツ写真〜これがパラスポーツの魅力!?〜」展示作品のご紹介

知り・知らせるポイントを100文字で

視覚情報としての写真だけでなく、触覚情報、撮影者による状況説明、競技当日のYouTube(映像・音)などで再現することで、見ない人と写真を共有できるか?全盲の人・アイマスクをして参加する人とともにワークショップを行いました。

陸上/Women’ s 400m T11 陸上/安藤 理智

Women’ s 400m T11 陸上のカラー写真
陸上 Women’ s 400m T11  安藤 理智

写真家による作品解説/頭の中に見えたレーン

「2008年9月13日 12時24分。北京パラリンピック、女子400m T12 決勝。7レーンにブラジルの GUILHERMINA Tetezinhaがスタート前の準備を始めようとしている。

陸上競技のトラック種目で最もきついと言われているのが400m。人間は、通常300m程度しか全力で走ることはできない。つまり、限界の状態からさらに残り100mを走りきらなければならない。
400mは陸上トラック1周分がコースとなり、スタートからゴールまで決められた自分のレーンを走らなければならない。2箇所の大きなカーブを走るため、コーナリングの技術やスピードコントロールの力量も求められる。

GUILHERMINA Tetezinhaは本来T11クラス(全盲クラス)の選手。これから駆け抜けるトラックを前に、ガイドランナーが選手の頭に曲線を描いていく。手を両側からはさみ込み、コースの曲がりに合わせて手を動かして示す。
頭の中に見えたレーン。選手とガイドは共に人間の限界へと挑戦していく」



<その他>
・北京パラリンピック・リザルトあり 3位、シーズンベスト。1位と2位はT12の選手

バイオグラフィ(IPC サイト)

https://www.paralympic.org/terezinha-guilhermina
・2015年にジャマイカのウサイン・ボルトにガイドしてもらいました。

・国内ではゴールボールもやっているようです。

<YouTube動画>
・このレースのYouTube動画はありませんでした。
代わりにロンドンパラリンピック(2012)女子400m T12 Finalをリンクしました(1分27秒付近)
https://www.youtube.com/watch?v=J0INoZXqjz4

(カラー写真、触写真、写真家の解説文、同種目・選手によるロンドンパラリンピックのYouTube映像) 


P1;インデックス
P2;ゴールボール/市川 亮
P3;アルペンスキー/堀切 功
P4;陸上/Women’ s 400m T11/安藤 理智
P5;ブラインドサッカー/中村 Manto 真人
P6;車いすラグビー/中村 Manto 真人
P7;水泳/Men’ s 50 m Freestyle S11 2004 WR Junichi Kawai/森田 和彦
P8;電動車椅子サッカー/内田和稔
P9;水泳/Men’ s 100 m Butterfly S11 March 2019 Uchu Tomita/吉村もと
P10;写真交流企画の概要
P11;挑戦の目的について
P12;案内人のためのガイド
P13;写真家プロフィール

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